東国編

熱田神宮

治承四年四月、反平家の謀反を企てた以仁王は諸国の源氏に平家追討の令旨を発しました。 令旨は源為義の十男・新宮十郎行家によって、伊豆の源頼朝、信濃の木曾義仲などに届けられ、令旨に呼応した諸国の源氏は相次いで蜂起。源平合戦の火蓋が切られたのです。源氏の地盤であり、平家討滅の勢力地盤となった坂東の地を訪ねます。