伊豆

その1-韮山

治承4年(1180)8月17日、源頼朝は舅の北条時政らとかたらい、幽閉先の伊豆で平家討伐の兵を挙げました。伊豆の目代・山木兼隆を血祭りに挙げた後、石橋山の合戦で大庭景親に大敗するも、梶原景時のいらざる恩情により露命をつないだ頼朝。海路、房総半島へと渡り、あっという間に勢力を盛り返し、ついに万単位の兵力をもって富士川の合戦で平家軍を敗走せしめるのでした。

蛭ヶ小島

蛭ヶ小島

蛭島碑記

蛭島碑記

秋山富南の頌徳碑

富南頌徳碑

頼朝と政子の「梛の葉の縁結び」の碑

梛の葉の縁結び碑

頼朝と政子の像「蛭ヶ島の夫婦」

頼朝・政子像

頼朝と政子の像「蛭ヶ島の夫婦」

政子像

頼朝と政子の像「蛭ヶ島の夫婦」

頼朝像

歩道の装飾「平家滅亡」

平家滅亡

伊豆の国「大河ドラマ館」

大河ドラマ館

願成就院跡の碑

願成就院跡

願成就院山門

願成就院山門

北条時政の墓

北条時政の墓

北条時政の墓

北条時政の墓

願成就院本堂

願成就院本堂

願成就院大御堂

願成就院大御堂

秋田犬ROCKY

看板犬

守山八幡宮

守山八幡宮

源頼朝挙兵の碑

源頼朝挙兵の碑

守山八幡宮拝殿

守山八幡宮拝殿

守山八幡宮本殿

守山八幡宮本殿

北条氏邸跡(円城寺跡)

北条氏邸跡

北条氏邸跡(円城寺跡)

北条氏邸跡

北条氏邸跡(円城寺跡)

北条氏邸跡

北条氏邸跡(円城寺跡)

北条氏邸跡

北条氏邸跡(円城寺跡)

円城寺跡

北条氏邸跡(円城寺跡)

北条氏邸跡

北条氏邸跡付近を流れる狩野川

狩野川

江間公園

江間公園

江間公園の北条義時屋敷跡の石碑

北条義時屋敷跡の碑

北條寺

北條寺

その2-三嶋大社

伊豆で長きにわたる流人生活を送っていた頼朝は、たびたび三嶋大社に源家再興の祈願に赴きました。その頼朝が、挙兵の日に選んだのが、同社の祭礼の日。山木兼隆の郎党が出払った隙をついて山木館を急襲し、緒戦を勝利で飾りました。

三島大社の大鳥居

大鳥居

三島大社の社殿

社殿

三島大社の厳島神社

厳島神社

三頼朝・政子の腰掛石

腰掛石

安達藤九郎盛長警護の松(相生の松)

相生の松

天然記念物のキンモクセイ

キンモクセイ

源頼朝旗挙げの碑

源頼朝旗挙げの碑

神鹿園

神鹿園

その3-石橋山

伊豆の目代山木兼隆を討ちとって、緒戦を勝利で飾った源頼朝は、三浦氏と合流するため、北条時政、安達盛長、土肥実平ら300騎を率いて相模へ向かいました。しかし、三浦一族は折からの相模川の増水に阻まれてしまいます。この間隙を縫って、8月23日、平家方の大庭景親、俣野景久、熊谷直実ら3000余騎と、伊藤祐親の300騎は、石橋山に陣を敷く頼朝勢を急襲。激しい風雨の中、頼朝自ら弓をとり、両軍は激戦を繰り広げましたが、衆寡敵せず、源氏軍は惨敗を喫し、頼朝は土肥の椙山に身を潜めたのち、再起を図るべく海路を阿波へ渡ります。

石橋山から相模湾を望む

石橋山

石橋山古戦場の碑

石橋山古戦場の碑

佐奈田霊社入口

佐奈田霊社

佐奈田霊社本堂

佐奈田霊社本堂

佐奈田霊社観音堂

佐奈田霊社観音堂

与一塚

与一塚

佐奈田霊社の御神木

御神木

ねじり畑

ねじり畑

佐奈田霊社の800年祭開帳記念の碑

開帳記念

文三堂

文三堂

真鶴超の鵐窟(しとどのいわや)

鵐窟

鵐窟の石碑

鵐窟の石碑

その4-修禅寺

伊豆最古の温泉といわれる修善寺は、執権北条氏ゆかりの地。この静かな湯治場において、鎌倉幕府成立後、政争に敗れた多くの者が幽閉、あるいは暗殺されました。源範頼は兄頼朝の疑心から殺され、2代将軍頼家は北条氏と比企氏の政争に巻き込まれ、幽閉後に惨殺されます。頼朝の舅として強大な力を握った北条時政さえ、子の義時と政子により幽閉されたのもここでした。猛き者もついには滅びぬ――。諸行無常の理はどの権力者もあらがえないようです。

修禅寺山門

山門

修禅寺山門

山門

修禅寺山門

旧山門

修禅寺本堂

本堂

修禅寺本堂

本堂

修禅寺の扁額

扁額

修禅寺鐘楼堂

鐘楼堂

源頼家の墓

源頼家の墓

源頼家の墓

源頼家の墓

指月殿

指月殿

指月殿

指月殿

指月殿本尊

指月殿本尊

頼家家臣「十三士の墓」

十三士の墓

源範頼の墓

源範頼の墓

源範頼の墓

源範頼の墓

源範頼の墓

源範頼の墓

源範頼の墓所標識

範頼墓所の碑

桂川と独鈷の湯

独鈷の湯

桂川と独鈷の湯

独鈷の湯

修善寺の竹林

竹林

参考文献

五味文彦・本郷和人編『現代語訳 吾妻鏡(1)』(吉川弘文館)/ 上横手雅敬/元木泰雄/勝山清次著『日本の中世8 院政と平氏、鎌倉政権』(中央公論新社)/ 日下力監修『平家物語を歩く』(講談社カルチャーブックス)/ 角田文衛著『平家後抄(下)』(講談社学術文庫)/ 志村有弘著『平家物語の旅 源平時代を歩く』(勉誠出版)/伊豆の国市公式ホームページ