神戸編

「凡(およそ)平家の悪行においては悉くきはまりぬ」といわれた福原遷都。平安京の古い因習から抜け出し、平家による新しい政治体制と対宋貿易の拡大を夢見て、治承4年(1180)6月2日、清盛はここ神戸に都を遷しました。また、元暦元年(1184)2月の一ノ谷の戦いでは、福原を中心に生田から西の須磨までが戦場になりました。清盛の夢の跡福原京の遺跡と悲劇の地となった生田・一ノ谷の古戦場を訪ねます。